宗教

歴史上の復活の事例

■歴史上の復活の事例
復活、つまり死後に生き返るという概念は、何千年も前から存在している。私たちの多くはキリスト教のおかげでこの概念に親しんでいるが、イエスに先立つ復活の例は他にもたくさんある。古代エジプトから北欧神話まで、そしてその間にあるものすべてに、生と死と再生のサイクルの例がいくつもある。このギャラリーでは、聖書に登場するものを含め、歴史を通じて報告されている多くの復活の事例について詳しく知ることができる。まずはこちらをご覧ください!

・神話
古代エジプト神話、古代ギリシャ神話、古代ローマ神話、北欧神話など、数多くの神話の伝統に、死にゆく神、蘇りゆく神という宗教的モチーフが見られる。いくつかの例を見てみよう。

・タンムーズ
メソポタミアの春と豊穣の神タンムーズは、毎年冬になると死に、春になると復活した。タンムーズの復活は、バビロニアの暦では “タンムーズの月”(Du’ûzu)として記された。

・タンムーズ
バビロニア暦の第4の月は、グレゴリオ暦(現在の世界のほとんどが使用している暦)の6月と7月の間にあたる。タンムズの復活は、再生と季節の循環性を象徴していた。

・ハデスとペルセポネ
ギリシャ神話のハデスとペルセポネも似たようなものだ。この場合、ハデスによって冥界に連れ去られたペルセポネは、1年のうち6カ月間、つまり春と夏だけ天界で過ごすことを許される。

・ヤリーロ
スラブ神話に登場する植生、豊穣、春の神ヤリーロもまた、春になるとこの世に戻ってきた。ヤリーロは生死を繰り返す神のもう一つの例である。

・オシリス
エジプトの生命、豊穣、農業の神は、弟のセトに殺害された。イシスはオシリスの遺体を防腐処理し、彼は復活して冥界の神となった。

古代エジプトにおけるエンバーミングとミイラ化は、オシリスの経験を模倣し、永遠の生命に到達しようとする試みであった。

・サヴィトリとサティアヴァン
ヒンドゥー教の伝統にも復活の物語がある。恋人のサヴィトリとサティアヴァンは結婚したが、1年後にサティアヴァンは亡くなった。サヴィトリは死の神ヤムラージを騙して彼を生き返らせた。

・菩提達磨
復活は仏教の伝統にもある。ソンユンという中国の外交官がパミール山脈を越えていたとき、片方の靴しか履いていない菩提達磨とすれ違った。そのことを尋ねられた菩提達磨は、自分はインドに帰ると答え、少林寺に着いたらその靴のことを尋ねるようソンユンに告げた。

ソンユンが到着して僧侶たちにそのことを尋ねると、彼は嘘をついていたとして逮捕された。菩提達磨は数年前に亡くなっていたことが明らかになり、僧侶たちが菩提達磨の墓を開けると、中から一足の靴が見つかった。菩提達磨は死から蘇ったのである。

・オーディン
復活の例は北欧神話にも見られる。ゲルマン多神教の全父であるオーディンは、その力と知恵の代償を払わなければならなかった。彼はルーンの力と秘密にアクセスするために自らを犠牲にした。彼は木に首を吊り、槍で体を貫いた。9日目、彼はルーンの知識を得て生まれ変わった。

・ケツァルコアトル
ケツァルコアトルは古代メソアメリカの羽毛の生えた蛇神である。この重要な神は、アステカ、マヤ、トルテカ文化を含む多くの文明によって崇拝された。事実上すべての文化的伝統において、ケツァルコアトルがどのように死に、どのように死から生還するかという物語がある。

アリステアス
もう一つの例は、紀元前7世紀に遡るギリシャの詩人アリステアスの復活物語である。アリステアスの死後、肉体は消滅し、7年後に復活したという話である。

・旧約聖書:ザレパテのやもめの子
旧約聖書には復活の例がいくつかある。そのうちのひとつが列王記上第1章17節から24節にある、。預言者エリヤが神に祈った後、少年が死からよみがえった。

・旧約聖書:シュネム人の女の息子
列王記下第4章32節から37節には、もう一つの復活の物語がある。預言者エリシャがシュネム人の女の息子を死からよみがえらせた。

・旧約聖書:エリシャの骨に触れた男
預言者エリシャは、死後も人をよみがえらせることができた。とある男はエリシャの墓に投げ込まれ、エリシャの骨に触れると復活した(列王記下第13章20-21節)。

・イエスの復活
実際、イエスの復活はキリスト教の教義の鍵である。ヨハネによる福音書11章25節から26節にはこうある。”イエスは彼女に言われた、『わたしは蘇りであり、命そのものである』わたしを信じて生きる者は決して死なない”

・新約聖書 :ヤイーロの娘
イエスはまた、会堂指導者ヤイーロの娘をよみがえらせた。ルカによる福音書8章52-55節にはこうある。”イエスは言われた、『泣くな、彼女は死んだのではなく、眠っているのだ』彼らは、彼女が死んでいるのを知っていたので、彼を笑った。しかし、彼は彼女の手を取って呼び、『子よ、起きなさい』と言った。すると彼女の霊が戻り、すぐに起き上がった。そして、何か食べ物を与えるように指示された。”

・新約聖書 :ラザロ
イエスがベタニヤのラザロを死後4日目によみがえらせた話は、聖書の中でもよく知られている。”イエスが墓から出て来るように言われると、死んだ人は、手足を麻布で縛られ、顔を布で包まれて出て来た。イエスは彼らに仰せられた。『彼をほどいて、解放しなさい』”(ヨハネ福音書第11章1~44節)

・新約聖書:エルサレムの聖人たち
イエスは、ご自身が復活された後も、人々を死者の中からよみがえらせ続けられた。マタイ福音書第27章52-53節にはこうある。”墓も開かれた。そして、眠りについていた多くの聖徒の体がよみがえり、復活の後、墓から出て、聖なる都に行き、多くの人の前に姿を現した”。

・新約聖書 :タビサ
使徒言行録第9章36節から42節によると、使徒ペテロはタビサという弟子を死からよみがえらせた。ペテロがタビサに起き上がるように命じると、”彼女は目を開け、ペテロを見て起き上がった。そして、ペテロは手を差し伸べて、彼女を立ち上がらせた。そして、聖徒とやもめを呼んで、彼女を完全に復活させた。”

・新約聖書 : ユティコス
使徒パウロは、窓から落ちたユティコスという青年を生き返らせた。”パウロは降りて行って、彼の上にかがみ込み、彼を腕に抱いて言った。そして、パウロが立ち上り、パンを取り、食べ、また長い間彼らと語り合い、日の出までそこにとどまり、それから去った。そして、残された彼らは若者を生きて連れ去り、少しも心を痛めなかった”(使徒言行録第20章7-12節)。

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